液晶パネル用トレー
パッケージ形状：トレー
開発ポイント：材料/設計/ロジスティクス/コスト削減
電子機器メーカーからの相談内容
液晶ディスプレーの搬送トレーを社内で設計し、生産をある真空成型メーカーに委託しているが、トレー自体の生産歩留が低く、コスト削減できないばかりか、トレーをスタックした時にトレー同士が入り込んでしまい、液晶ディスプレーが破損する実害も出てきている。設計や生産に問題が無いかを確認してもらいたい。
スタック構造の設計に問題があることを発見。設計自体、スタック構造の一部が内に入り込む構造（アンダー構造）となっている為に、成型時、金型からの離型に負荷がかかり、生産性を低下させていると推定。また、トレーのフラット性自体も失われ、結果としてスタック構造が機能せずにトレー同士が互いに入り込んでしまうという現象を誘発していることが判明。
アンダー構造を取り除き、生産歩留とスタック構造を高める設計を施す。輸送時のコストを削減する為の重なりやすい設計、そして使用時は180度回転させて重ねられる設計も取り入れ、収納物を突発的な衝撃からも守れるように。
輸送時はコンパクトにスタック
トレー使用時は180°回転させることで収納物を守るスペースを確保液晶パネル用トレー
過去の開発事例
緩衝機能用輸送パッケージ「CI-Shell」
キッチン用品パッケージ
液漏れ対策機能付きパッケージ「インクタンクパッド」
ステップ開閉パッケージ「2段階開閉トレー」
スポーツテーピングパッケージ
フォールディングパッケージおくるみ「歩数計パッケージ」
フォールディングパッケージ「時計バンド」
タイプ別パッケージ 
分野別パッケージ 開発実績
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